令和08/01/10作成

令和08/02/08完了

PCR and Real Time RT-PCR under critical review

PCRとリアルタイムRT-PCRの批判的レビュー


著者名:

Tam

掲載サイト:

Critical Check

掲載日:

2022/05/08


ポリメラーゼ連鎖反応〔Polymerase Chain Reaction〕(PCR)は、「増幅〔amplifying〕」(複製〔copying〕)する手法と説明される。この手法では、DNA配列を何度も複製する。そのために、PCR酵素〔enzyme〕と人工ヌクレオチド〔artificial nucleotides〕を用いる。元々、研究目的で十分な量のDNA断片〔DNA fragments〕を作るために開発された。しかし、後に法医学〔forensics〕、DNA配列決定〔DNA sequencing〕、遺伝性疾患の診断〔diagnosis of genetic diseases〕の道具となった。

我々のほとんどは、COVID-19パンデミックの際にPCRについて知った。リアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応〔Real time Reverse-Transcription Polymerase Chain Reaction〕(リアルタイムRT-PCR)が、SARS-CoV-2ウイルスを検出するゴールデン・スタンダード〔golden standard〕となったのである。そのウイルスは、COVID-19感染症〔disease〕と関連付けられた。

SARS-CoV-2の検出には、ウイルスに特異的な短い配列が選ばれている。リアルタイムRT-PCRを実施すると、蛍光色素〔fluorescence dye signal〕の信号が放出される。この蛍光信号の放出は、上述の短い配列が検体に存在する場合に起こる。これらの信号を「リアルタイムPCRシステム〔Real-Time PCR System〕」が記録する。

PCRが、ウイルス感染の診断に不適切な手法だと批判する記事は多い。しかし実際には、PCRそのものが批判的に検証されたことは一度もない。本稿ではPCR、リアルタイムRT-PCR、そしてそれらの実施に用いられる試薬〔ingredients〕や装置〔equipment〕について検証する。

第1節 用語

科学用語の使用は、できるだけ控えようと思う。しかし、以下の用語をいくつか使うことにする。それは、長く複雑な文章を避けるためである。

DNA増幅〔amplification〕:
特定のDNA断片/配列を人工的に増幅すること
PCR:
ポリメラーゼ連鎖反応〔Polymerase Chain Reaction〕のこと。DNAにおける特定の領域や配列を増幅(複製/増殖)するために広く用いられる手法である。
RT-PCR:
逆転写〔Reverse Transcription〕(RT)PCRのこと。この手法は、サンプルがRNAで構成されている場合に使用される。逆転写〔RT〕とは、RNAをDNAに変換する手順である。相補的〔complementary〕な鎖(cDNA)を生成することで、変換する。このcDNAが元のRNA鎖と適合〔match〕する。
PCRサイクル〔Cycle〕:
PCRの1サイクルは、3つのステップからなる。変性〔Denaturation〕、アニーリング〔Annealing:焼き鈍し〕、伸長〔Elongation〕である。これらのステップで、DNAを解離し、複製する。
核酸塩基〔Nucleobase〕:
塩基対〔base pair〕を構成する成分である。その成分には、アデニン〔adenine〕(A)、グアニン〔guanine〕(G)、チミン〔thymine〕(T)、シトシン〔cytosine〕(C)がある。
ヌクレオチド〔Nucleotide〕:
DNA/RNAの構成単位である。すなわち、一つの塩基とそれに対応する骨格〔back bone〕からなる。
オリゴヌクレオチド〔Oligonucleotides〕:
合成ヌクレオチド〔synthetic nucleotides〕からなる短い鎖である。
dNTPs(デオキシリボース・ヌクレオチド・三リン酸〔deoxyribose nucleotide triphosphates〕):
合成ヌクレオチド〔synthetic nucleotides〕である。
ポリメラーゼ〔Polymerase〕:
DNAの人工合成〔artificial synthesis〕に用いられる酵素〔enzyme〕である。
DNAプライマー〔Primers〕:
合成ヌクレオチド〔synthetic nucleotides〕の短い鎖である。このヌクレオチドを、ポリメラーゼ〔polymerase〕がDNA増幅を開始する際に使用する。
プローブ〔Probes〕:
蛍光色素〔fluorescent dye〕で染色されたオリゴヌクレオチドである。
鋳型〔Template〕DNA/RNA:
DNAまたはRNAの一本鎖である。
沈殿物〔Precipitate〕/ペレット〔Pellet〕:
試験管の中の固形物である。
上清〔Supernatant〕:
試験管内の液体物質〔liquid matter〕である。
喀痰〔Sputum〕:
唾液、痰、および/または粘液である。これらは、上気道〔upper part of the respiratory tract〕から排出される。
BALF:
気管支肺胞洗浄液〔Bronchoalveolar Lavage Fluid〕である。この液体は、肺から採取される。
サーマルサイクラー〔Thermal cycler〕(別名サーモサイクラー〔thermocycler〕、PCR装置〔PCR machine〕、DNA増幅装置〔DNA amplifier〕):
PCRに使用される機械である。
遠心分離〔Centrifugation〕:
遠心分離機によって行われる激しい回転〔vigorous spinning〕である。

第2節 ポリメラーゼ連鎖反応

2.1 PCRのショートストーリー

キャリー・マリス〔Kary Mullis〕は、PCRの発明者として知られる。この発明で彼は、1993年にノーベル化学賞を受賞した。マリスによれば、PCRのアイデアは、車の運転中に思いついたという。彼は、娯楽用薬物〔recreational drugs〕、具体的にはLSDを使用していると述べている。その薬物が、PCRの手法を概念化するのに役立ったという。K.マリス、H.アーリック〔H. Erlich〕、R.K.サイキ〔R. K. Saiki〕、そしてセタス社〔Cetus Corporation〕で働く彼らのチームは、PCRの手法を開発した。PCRの手法は特許を取得した。その後、その特許は、アボット・ファーマシューティカルズ〔Abbott Pharmaceuticals〕に売却された。PCRとTaqポリメラーゼ酵素に関して数件の法廷闘争〔several court〕があった。その結果、これらの特許は更新されなかった。

キャリー・マリスによるPCRの図解
キャリー・マリスによるPCRの図解

2.2 PCRの仕組み

現在のPCR手順は、非常に単純である。貴方が、分子生物学者〔molecular biologist〕や化学者〔chemist〕であることを要求しない。そうでなくてもPCRを実行できる。貴方に必要なのは、検体〔sample〕である。その検体には、DNAが含まれている。その他、各種化学薬品〔many chemicals〕、合成DNA成分〔synthetic DNA components〕、そしてサーマルサイクラー〔thermal cycler〕があればよい。これら全ては、次の企業により独占的に販売されている。その企業は、サーモフィッシャー〔Thermo Fisher〕及びアジレント・テクノロジーズ〔Agilent Technologies〕などである。そこで貴方がするべきことは、DNAを抽出することである。但し、DNA抽出キット〔DNA extraction kit〕の指示通りに実施しなければならない。次に、抽出されたDNAをPCR用化学薬品と混合する。そして、サーマルサイクラー〔thermal cycler〕にセットする。最後に、プログラム(温度設定と繰り返すサイクル数)を設定する。すると、ジャーン!〔voila〕1時間か2時間後には、検査や研究〔work〕に使えるDNAが増えているのだ。

2.3 DNAの分離

DNA抽出〔Extraction〕(別名:DNA分離〔Isolation〕、DNA精製〔Purification〕)は四つのステップから成る:
DNA抽出〔Extraction〕(別名:DNA分離〔Isolation〕、DNA精製〔Purification〕)は四つのステップから成る:

PCRを実施する前には、DNAを他の物質から抽出〔extracted〕する必要がある。フリードリヒ・ミーシャー〔Friedrich Miescher〕が初めてDNAを抽出した当時から、抽出方法〔methodology〕はほとんど変わっていない。特殊な装置や熱が導入されたこと、そして市場に大量のDNA抽出キットが流通していること以外は、ほぼ変わらない。各キットや装置は、それぞれ独自の使用手順〔protocols〕を提供している。

細胞「溶解〔lysis〕」(すなわち細胞を分解する):

DNAを含む物質に、合成酵素〔synthetic enzymes〕(例:RNaseやプロテアーゼ〔protease〕)を混合する。さらに、アルカリ性及び酸性の化学物質の混合物〔cocktail〕を加える。これを「緩衝液〔buffer〕」と呼ぶ。この溶液を大抵〔probably〕は攪拌〔vortexed〕する。その後、中温から高温で培養〔incubated〕する。次に溶液を遠心分離〔centrifuged〕(高速回転〔vigorously spun〕)する。これは、物質を「上清(supernatant)」(液体部分)と「沈殿物(pellet)」(試験管の底部に沈殿する固体物質)に分離するために行う。キットの操作手順〔protocols〕により、DNAは上清か沈殿物のいずれかに存在する。不要な物質は廃棄される。そして、残された物質を緩衝液と混合する。さらに数回遠心分離する場合がある。最終的なDNAは上清に含まれる。

「沈殿」(溶液からDNAを沈殿させる):

合成アルコール〔synthetic alcohol〕を前工程で得られた物質に加える。そして、新たな溶液を培養〔incubated〕し、遠心分離〔centrifuged〕する。この時、DNAは沈殿物〔pallet〕に存在する。上清〔supernatant〕を廃棄する。そして、試験管に残ったDNAを自然乾燥〔air dried〕でそのまま放置する。

「洗浄」(DNAを洗う):

残存する細胞残渣〔cell debris〕を除去するため、化学アルコール〔chemical alcohol〕を(再度)添加する。溶液を再び遠心分離する。そして、上清〔supernatant〕を廃棄する。得られた沈殿物〔pallet〕を分離されたDNA〔isolated DNA〕と見なす〔considered〕

再懸濁(DNAを再懸濁する):

分離したDNA〔isolated DNA〕を緩衝液または分子グレードの水〔molecular grade water〕と混合する。つまり、分離したDNAを化学溶液〔chemical solution〕、緩衝液〔buffer〕、または超純水〔ultra-pure water〕の中で懸濁させる。この操作は、DNAをどのくらいの期間保存する必要があるかによって異なる。緩衝液は、DNAを安定化させ、その分解〔degradation〕を防ぐ。

2.4 PCRの要素〔Ingredients〕

分離されたDNA〔Isolated DNA〕:
ほとんどの場合、何らかの体液〔body fluid〕(血液〔blood〕、喀痰〔sputum〕、または気管支肺胞洗浄液〔BALF〕)から抽出される。
PCR緩衝液溶液〔buffer solution〕:
典型的な緩衝液には、Tris-HCI(トリス(ヒドロキシメチル)塩酸塩〔Tris(hydroxymethyl)aminomethane hydrochloride〕)とKCl(塩化カリウム〔Potassium chloride〕)が含まれる。これらの化学物質は、PCR混合液〔cocktail〕のpHを一定値(8.3~9pHの間)に保つために使用される。このpHは、DNAポリメラーゼ〔polymerase〕の活性にとって安定した環境を提供する。
DNAポリメラーゼ〔polymerase〕:
DNA鎖を合成する酵素〔enzyme〕である。最も知られ、使用されているのはTaqポリメラーゼである。
MgCl₂(塩化マグネシウム〔Magnesium chloride〕):
ポリメラーゼの活性を高める。そして、結果としてDNA増幅を促進する。
(NH₄)₂SO₄(硫酸アンモニウム〔Ammonium sulfate〕):
MgCl₂と同じ役割を果たす。
DNAプライマー〔Primers〕:
プライマーは、短い一本鎖の人工DNA配列〔artificial DNA sequences〕である。この配列は、一本鎖のDNAの特定領域に結合〔attached〕する。プライマーは、ポリメラーゼ〔polymerase〕に、配列の開始位置を示す。その開始位置は、科学者が複製したい配列の開始点である。科学者は、あらかじめ設計されたプライマーを購入できる。あるいは、特注の配列を依頼することもできる。いずれの場合も、購入先はバイオテクノロジー企業〔biotech corporations〕に限られる。
dNTPs:
人工ヌクレオチドである。このヌクレオチドを、ポリメラーゼがDNAを増幅するための構成要素として使用する。dNTPsもまた、バイオテクノロジー企業によって独占的に販売されている。

記載された要素〔ingredients〕を混合する。そして、サーモサイクラー装置〔thermocycler machine〕にセットする。サーモサイクラーは特定の温度を一定時間適用する。それを複数回〔several times〕(「サイクル〔cycles〕」)適用してDNAを増幅する。

2.5 PCRの工程

PCRの手順は、以下のような工程からなる:

  1. 初期化〔Initialization〕:
    混合物〔mixture〕を94~96℃で30秒から数分間加熱する。この工程で、DNAポリメラーゼを活性化させる。この工程を一度だけ行う。それは、PCRプロセスの開始時に行われる。
  2. 変性〔Denaturation〕:
    混合物を94~98℃で15~30秒間加熱する。この工程で、DNAは「変性」する。すなわち二本鎖が分離され一本鎖となる。
  3. アニーリング〔Annealing:焼き鈍し〕:
    アニーリング段階では、温度を50~65℃まで20~40秒間低下させる。この温度により、プライマーとポリメラーゼが一本鎖DNAのある領域に結合できるようになる。その領域は、増幅対象とする領域である。通常、最適な温度は、プライマーの「融解温度〔melting temperature〕」より数度低い。
  4. 伸長〔Elongation〕/延長〔Extension〕:
    この工程では、温度を72~80℃に上昇させる。そして、その温度を20~40秒間維持する。この温度でポリメラーゼが活性化する。そして、そのポリメラーゼが、遊離しているdNTPをDNAの一本鎖に結合し始める。この工程の結果、二本の新しい二重鎖DNA〔double strand of DNA〕が生成される。この工程の持続時間は、求めている複製DNA〔DNA copy〕の鎖の長さによって決まる。一般的に、DNAポリメラーゼは1分間に1,000塩基対を複製できる。
  5. 最終伸長〔Final elongation〕:
    任意だが推奨される工程である。この工程では、温度を70~74℃で数分間保持する(通常は伸長〔Elongation〕工程と同じ温度にする)。この工程により、ポリメラーゼは現在作業中の鎖の複製を完了できる。
  6. 最終保持〔Final hold〕:
    設定プログラムが終了すると、サーモサイクラーは最終的に得られた産物〔end result〕を保存する。その為に、産物を分解しない温度〔4~12℃〕を維持する。

ステップ2から4は、1つのPCRサイクルを表している。このサイクルは、15~40回繰り返される。サイクル数を増やすほどDNAコピー数は増える。しかし、特定回数、すなわち40回を超えると、プライマー〔primers〕やヌクレオチド〔nucleotides〕が不足する可能性がある。これにより、試験管の中の最終的なDNAに問題が生じる。40回に加えて、更にサイクル数を多くすると、副産物〔by-products〕が蓄積するため、PCR効率が低下する。

2.6 PCRの批判的検証

  • DNA:DNAの概念については、私は前回の記事で既に論じた。この記事を読むことを強く勧める。何故なら、DNAが何か、あるいは何でないかについて理解するのに役立つからだ。この記事を読み進め、後でDNAを検証したい人のために、以下に私の主な発見を簡単にまとめる:
    • DNAの分離〔isolation〕/抽出〔extraction〕プロセスでは、対象物質を化学薬品と混合する。そして、数回遠心分離にかける。最終的に試験管の中に沈殿物が生じる。この沈殿物をDNAとみなす〔assumed〕。この手順を、私は「化学薬品による死んだ組織の洗浄」と表現する。これを分離や抽出だと思わない。何故なら、真の分離や抽出とは、化学薬品〔chemicals〕や遠心分離〔spinning〕、加熱処理〔heat treatment〕を用いずに、対象物質を他の物質から取り除くことだからだ。
    • 抽出されたDNAが顕微鏡で観察されることは、ほとんど、いや、全くない。
    • 塩基対を構成する成分は、アデニン〔adenine〕(A)、シトシン〔cytosine〕(C)、グアニン〔guanine〕(G)、チミン〔thymine〕(T)である:
      • これらの塩基対成分は、視認できない。しかし、この見えない要素こそが、人間を植物や木、カエルなどから区別するものだと考えられている。
      • これらの塩基の量〔quantity〕、位置〔positioning〕、および組合せ〔pairing〕は「チャルガフの法則〔Chargaff’s Rule〕」に基づいて仮定された。エルヴィン・チャルガフ〔Erwin Chargaff〕は、研究論文で塩基対の構成要素を分離〔isolated〕したと書いた。そして、こう結論付けた。A〔アデニン〕の量はT〔チミン〕に近い。そして、C〔シトシン〕の量はG〔グアニン〕に近いと。チャルガフは、これらの要素の量に基づいた組合せの仕組みを提示〔suggested〕したことは一度もなかった。
  • 二重螺旋構造〔Double helix form〕は、DNAのX線写真に数学モデルを適用することで示唆された。数学は言語の一種であり、定量的なものだ。数学は自然界に存在しない;さらに、ほとんど見えない対象のわずかな写真に数学式を適用しても、ほとんど何も語れない。要するに、数式では、その対象の実際の形や構造についてほとんど分からないのである。特定のDNA(子牛胸腺〔calf thymus〕由来の「DNA塩」すなわちNaDNA)のX線写真わずか2枚を用いて、決定された。つまり、2枚の画像で、数学的にDNAの構造と形態が決定されたのである。それ以来、DNAの写真は何枚か存在する。しかし、その出所も抽出方法も不明である。DNAの形態は、DNAの仮説的な分子構造に大きく依存していた。そして、その仮説的な分子構造は、仮説的な形態に基づいていたのである。
  • DNAの役割は、仮説に過ぎない。確かな証拠は存在しない。つまり、DNAが複製され、RNAに転写され、さらにRNAから蛋白質が合成される過程を示す証拠はない。全ての主張は、特定の手順の前後で試料〔sample〕を定量的に調べた結果に基づいている。その手順とは、化学洗浄〔chemical washes〕、遠心分離〔centrifugation〕、加熱〔heating〕、煮沸〔boiling〕である。顕微鏡はほとんど使われていない。
  • DNAポリメラーゼ〔polymerase〕は、次のような酵素として説明される。ポリメラーゼは高温に耐え、高温の環境でも機能する酵素である。以下に、マリスら〔Mullis et al〕の研究論文の非常に簡潔な要約を示す。彼らは大腸菌〔E. coli〕とTaqポリメラーゼを用いて実験を行った:
    • 「分離された〔isolated〕」(つまり化学処理された)大腸菌〔E. coli〕やTaqを、バイオテクノロジー企業〔biochtech corporations〕から入手した成分(dNTP、緩衝液〔buffers〕など)と混合した。大腸菌の研究論文では、彼らはバリウム塩〔barium salt〕、ダウエックス50樹脂〔Dowex 50 resin〕、フッ化物〔fluoride〕まで使用した。
    • 遠心分離〔centrifugating〕、加熱〔heating〕、冷却〔cooling〕を行った後、得られた沈殿物〔precipitate〕の量を計測した。この計測には、様々な分画沈殿法〔fractional precipitation techniques〕(大腸菌研究論文〔E. coli research paper〕)およびゲル電気泳動〔gel electrophoresis〕(Taq研究論文〔Taq research paper〕)が用いられた。そして、沈殿物〔precipitate〕中の「DNA」の「分子サイズ/分子量〔molecular size/weight〕」を決定した。
    • 酵素活性〔enzymatic activity〕の実際的な観察をしていない。そして、DNAからより多くのDNAが生成される現象も確認されていない。死んだ組織やバクテリアと化学薬品を混合した後に、特定の量の副生成物〔byproducts〕が検出されたことを示す文書が、次を証明するわけではない。つまり、酵素〔enzyme〕〔ポリメラーゼ〔polymerase〕〕が存在することを証明しない。また、この酵素が、プライマー〔primers〕とDNAの一本鎖「single strand of DNA」(ssDNA)に付着し、72~80℃という温度で、何らかの魔法のような方法で、遊離状態のdNTPsをssDNAに結合させるという現象を証明するものでもない。
    • 酵素は、物質を消化〔digesting〕し、分解〔degrading〕するものと知られている。合成するものとは知られていない。
    • ポリメラーゼを添加しない対照実験は行われていない。同様に、dNTPやその他の化学物質を添加しない実験も行われていない。これでは、化学的なカクテルに含まれる各成分の効果を確立することはできない。
  • 我々は、実際には全く分かっていない。人工ヌクレオチド〔artificial nucleotides〕(dNTP)がどのように合成されているかは、分からない。正確な原料〔ingredients〕や製造方法は公開されていない。また、企業秘密とされている。dNTPを入手する唯一の方法は、バイオテクノロジー企業から購入することである。そして、信じるしかない。つまり、支払った対価に見合った製品を受け取ったと考える他ないのである。受け取った内容物を検証したり確認したりする手段が、存在しないからである。非常に興味深いのは、購入する時に常に次のような警告がついていることである。そこには、「研究目的のみで使用可能。診断目的での使用は不可」と書かれている。つまり、診断に使用した場合、バイオテクノロジー企業に対して法的措置を取れないということだ。例え、製品に問題があってもである。この条項は、ほぼ全てのバイオテクノロジー企業がPCRに使用する材料〔ingredients〕やツールに適用される。
  • プライマー〔Primers〕も同様に、バイオテクノロジー企業から購入する。プライマーの開発は、オリゴヌクレオチドの「合成サイクル〔synthesis cycle〕」に基づいて行われる。この手順には、様々な工程が含まれる。そして、様々な化学物質が使用される。例えば、アセトニトリル〔acetonitrile〕、ジクロロメタン〔dichloromethane〕中の3%トリクロロ酢酸〔trichloroacetic acid〕、アルゴン〔argon〕、N-メチルイミダゾール〔N-methyl imidazole〕、ピリジン〔pyridine〕、ヨウ素〔iodine〕などである。これは全く厄介である。何故なら、プライマー/オリゴヌクレオチドの合成にこれほど多くの工程や化学薬品、溶媒〔solvents〕を必要とするからである。しかも、顕微鏡による観察や何らかの対照実験なしに行われるのは非常に不自然である。プライマーは目に見えない。そのため、実際に受け取るのは空の瓶と品質保証書〔quality assurance sheet〕だけである。dNTPと同様に、我々は検証したり確認したりすることはできない。すなわち、受け取った瓶の中にプライマーが入っているかどうかを確認できない。またプライマーが入っていたとしても、そのプライマーが注文した通りの配列であるかどうかを確認できない。
  • プライマーは、自力で結合する。それなのに何故、dNTPには酵素が必要なのか?プライマーには何か「接着剤〔glue〕」成分〔ingredient〕が含まれているのか?もしそうなら、その接着剤をdNTPに添加すればいいのではないか?そうすればポリメラーゼが不要になる。
  • 変性〔Denaturation〕処理中、PCRカクテルは95℃まで加熱される。熱は、組織や細胞、そして細胞の内容物に大きな損傷を与える。放射線、つまり熱の一形態が、アポトーシス〔apoptosis:不要・有害となった細胞が自らを積極的に殺すプログラム〕やDNA損傷を引き起こすことは科学的に認められている。その一方で、PCRの場合、次のように仮定している。95℃の温度が、DNAを二本鎖〔two strands〕に分離するのだと。なぜ95℃の熱は、DNAを二本鎖に分離するのか?バラバラな断片〔fragments〕にはならないのか?例えば単一または複数の断片ではなく。分子生物学では顕微鏡を使用しない。したがって、DNAが顕微鏡で観察されることは極めて稀だ。では、DNAが指定温度で二本鎖に分裂するという証拠は何か?次のように反論する者がいるかもしれない。それが、安定剤〔stabilizers〕(化学物質)を使用する理由だと。しかし、アルカリ性/酸性の化学物質が、95℃で何かを安定化させる仕組みは何か?加熱された化学物質は、むしろ研究対象物質にさらなる損傷を与える可能性がある。
  • アニーリング〔Annealing〕の工程では、知能を持たない合成プライマーが、60℃で一本鎖DNAに結合する。この工程は、どう考えても意味がない。死んだ組織と、合成アナログ〔synthetic analogue〕(人工ヌクレオチド〔artificial nucleotides〕)を混ぜただけである。そしてこのヌクレオチドは、一本鎖DNAに一致する可能性のあるものだ。しかし、それらが結合するとは限らない。特に、化学物質が内容物の大半を占める混合物の中ではなおさらである。 例えば、同じ布の大きい切れ端と小さい切れ端を酸と一緒に鍋に入れ、60℃まで加熱しても、それらが結合して再び一つになることはない。同様に、鶏肉を切り分けたものが、スープを煮ている間に組み立てられることもない。 この比喩は、滑稽に聞こえるかもしれない。愚かだとさえ思われるかもしれない。しかし、実際の証拠が存在しないのである。プライマーが、60℃でDNAに結合するという証拠も、プライマーが何らかの作用を及ぼすという証拠も。もしアニーリング温度が結合温度であるならば、二本に分かれたDNA鎖は、なぜ再び結合しないのか?この二本のDNA鎖は完全に一致しているはずである。合成された短いDNA鎖は結合するのに、本来のDNA鎖は結合しないのか?
  • アニーリングの温度は、プライマーの「融点〔melting point〕」より5~7℃低くする必要がある。融点とは、「二本鎖DNA〔double-stranded DNA〕(dsDNA)の50%が一本鎖DNA〔single-stranded DNA〕(ssDNA)に分離する温度」と定義される。アニーリング温度の算出方法は複数存在する。そして、それぞれ異なる温度を提案する。この温度は、主に塩基〔nucleobases〕に基づいて決定される。具体的には、各塩基に仮定された分子構造と温度に基づいて「決定〔assign〕」される。論文『DNA配列の融解温度を予測する現象論的モデル〔A Phenomenological Model for Predicting Melting Temperatures of DNA Sequences〕』は、多くの仮定について情報を提供している。その仮定は、プライマーの融解点温度を算出しようとする際に用いられるものだ。温度が適切でなければ、プライマーは結合しないはずである。ここで重要な疑問が生じる:次の二つのデータ間の関連性は何だろうか? (1) プライマーが結合する温度、 (2) 二本鎖DNAの50%が一本鎖DNAに変化する温度の関連性である。プライマーは既に一本鎖である。そして、二本鎖DNAは変性工程で既に切り離されている。
  • 約75℃でポリメラーゼが活性化する。そして、DNAを「増幅〔amplifies〕」する。PCRの説明によれば、ポリメラーゼはプライマーの一方の末端と、DNA上の次に欠けている塩基対を認識する。そして、魔法のように、周囲に浮遊している合成dNTPを引き寄せて捉え〔picks up〕、「チャルガフの塩基対規則〔Chargaff’s base paring rule〕」に従って配置するのである。この工程を視覚化できる唯一の方法は、ポリメラーゼが三本の手を持っていると想像することだ。一本目の手は、DNAの一本鎖を保持している。二本目の手は、プライマーを保持している。そして三本目の手は、自由に浮遊している合成ヌクレオチドを掴み取っている。ただ近くにあるヌクレオチドを掴み取るのではない。チャルガフの規則に合致する正しいヌクレオチドを掴み取るのである。ポリメラーゼはDNA複製の方向(5'から3’へ)を知っている。だからこそポリメラーゼは、プライマーの右端に結合するのだ。また複製開始点も知っている。DNAが5’から3’方向に複製されるという規則があるからだ(これも確立されていない仮定だが)。逆方向へ移動することはない。すなわち、3’から5’へ移動しない。プライマーの反対側へ結合することもない。プライマーは分かっているのである。分子生物学で確立された規則(顕微鏡下で観察されたことも検証されたこともない)に基づいて動作しているのである。現実は、こうだ。こうした現象が起こっている証拠は依然として存在しない。オリジナルの研究論文には、ポリメラーゼを分離し、その役割と作用について記述されている。その論文は、化学的に処理し、加熱した物質に基づいて書かれている。また、処理前後で異なる生成物の量を比較している。結論は、これらの工程の後に生成された副産物〔byproduct〕を統計的に分析することに基づいている。例えば、最終結果で放射能〔radioactivity〕や蛍光〔florescence〕が増加している。だから、これはポリメラーゼがより多くのDNAを合成したことを意味する、といった感じである。
  • このシナリオでは、プライマーが結合しない場合、ポリメラーゼは複製しないのだろうか?プライマーが結合した場合のみ複製するのだろうか?ポリメラーゼは、そんなに賢いのだろうか?PCRをプライマーなしで実行するとどうなるのだろうか?そのような実験は行われたのだろうか?もし行われたなら、最終的な結果はどうなったのだろうか?

  • Tris-HCIは、化学物質を混合する反応によって生成される。具体的には合成アルコール〔synthetic alcohol〕、ポリオキシメチレン〔polyoxmethylene〕(ホルムアルデヒド系プラスチック〔formaldehyde-based plastic〕)、ニトロメタン〔nitromethane〕(プロパン〔propane〕と硝酸〔nitric acid〕を350~450℃の気相〔gas phase〕で結合させて生成する)などである。この混合物は、PCRカクテル〔PCR cocktail〕のpHを一定値に維持すると考えられている。私は、こうした状態で生き続ける何かしらの生きているものを知らない(例えばDNAやポリメラーゼ酵素)。すなわち、栄養源から取り出され、化学溶液に置かれた状態で、生存するものをだ。成分から判断すると、Tris-HCIは、保存溶液のように見える。安定化剤のように見えない。もしそうだとすれば、ポリメラーゼ(大腸菌〔E.coli〕や熱水菌〔Thermus aquaticus bacteria〕から得られる酵素)が、そうした(加熱された)酸性溶液の中で、どのようにして正しく機能するのだろうか?

  • MgCl₂(塩化マグネシウム〔Magnesium chloride〕)は無機塩である。この塩は、混合物の酸性度を高める。どんな生き物も、例えばポリメラーゼでさえ、このような状況では実際に「生存〔live〕」したり「機能〔operate〕」したりすることはできない。つまり、このような化学環境の中で、特に加熱された状態では不可能である。
  • 硫酸アンモニウム〔Ammonium sulfate〕は、「人や環境にとって潜在的に危険」である。一方、DNA増幅には全く問題ない。
  • それでは、サーマルサイクラー装置〔Thermal cycler machine〕とその動作を検証したい。サーマルサイクラーの各段階間の温度変化は急速である。そしてサイクルの各ステップは1分未満で完了する。では、化学カクテルはどのようにして95℃から60℃まで正確に冷却されるのだろうか?また、その後1分も経たずに再び72℃~80℃まで急激に上昇するのだろうか?サーマルサイクラーは電気で動作する。想像してみて欲しい。この機械が電気オーブンだと。つまり、金属プレートで熱を伝導する仕組みだ。例え、サーマルサイクラーが温度を素早く調節できたとしても、試料が入った試験管の中の内容物は、所要の温度に調整したり、低下あるいは上昇させたりするのに、追加の時間が必要となる。特に、各段階に必要な温度に合わせるためには必要である。我々が扱っているのは数秒単位の話だ。だから個人的には、疑わしいと考える。すなわち、試験管の中身が、アニーリング段階のために温度を下げ、その後、伸長〔elongation〕段階のために温度を上げることが、本当に可能なのかと。さらに、電気オーブンや熱金属板が、実際にその温度(?)を変化させる早さはどれほどだろうか?特に数秒で温度を下げることは可能なのだろうか?冷却機構を適用しているのだろうか?この機械は、オーブンと冷凍庫が一体化したようなものなのだろうか?このような小さな機械に両機能を一つ(?)に統合することは可能なのだろうか? さて、QIAamplifier 96を検証したい。この機器は、「高速サイクルプロトコル、30サイクルで最短45分」を謳い文句にしている。それでは、可能な限り最短のサイクルを使用してみたい:
  • 45分=2,700秒
  • 30回の短いサイクル = 1,500秒 = (15秒 + 20秒 + 15秒) × 30
  • 温度調整には残り1,200秒ある。
    1,200秒/30サイクル=40秒/サイクル
  • 各サイクルは、3つのステップから成る。つまり、それぞれの温度変化における移行時間は13.3秒である。
  • 私は、かなり疑わしいと考える。すなわち、必要な温度に到達できるとは考えにくい。特に、13.3秒以内に温度を低下させることは困難だろう。サーマルサイクラーや試料を含む試験管の内容物、あるいは熱を伴って動作するいかなる装置ですら困難である。

  • 初期のPCRでは、PCRサイクルの工程は手動で行われていた。そして各工程の材料は、サイクルの各工程の前に追加されていた。今では全ての材料が、事前に添加されている。よって、全ての材料が、全てのサイクル温度に何度も晒されることになる。ただ一つ疑問がある。このPCRカクテルを加熱すると、全ての成分ではないにせよ、一部の成分〔ingredients〕に劣化作用が生じないだろうか?真剣に考えてみて頂きたい。変性段階のたびに、完璧な一本鎖DNAが毎回得られるのだろうか?この高温の化学スープの中で、何か新しいものが生成される可能性はないのだろうか?
  • 分離したDNAを顕微鏡で観察することは、一切行われていない。具体的に言えば、化学処理の前後、それぞれ温度を変化させた後、そして各PCRサイクルの後に観察していない。全ての工程が、次の前提に置かれている。どの工程も正しく行われていると。何故なら、科学者がゲル電気泳動〔gel electrophoresis〕(別の記事で扱う)を行い、強い蛍光を確認しているからである。この蛍光は、高品質で大量のDNA/RNAが抽出されたことを意味する。例え、試験管の中で最終的に得られた物質が何であるか分かっていなくても(何度も繰り返し述べたように)、分子生物学者は顕微鏡を使用しない。次のように指摘する者もいるかもしれない。つまり、科学者は最終的に得られた物質の配列を決定〔sequence〕できると。それを確認し、研究に利用することができると。しかし、シーケンサー〔sequencing machines〕と試薬〔ingredients〕はかなり高価である。よって、それらを購入できる研究室は多くない。さらに、配列決定〔sequencing〕の試薬と技術〔technique〕も、DNAの分離やPCRプロセスと同様に疑問の余地がある。
  • PCRについて検索すると、試料を含む試験管の中で起きている現象をアニメーション〔animated pictures〕や動画で見られる。しかし、実際はこうである。各工程がアニメーション通りに起きていることを決定付ける有効かつ視覚的な証拠は、まったく存在しない。つまり、95℃でDNAが解離〔splits〕し、60℃でプライマーが結合し、75℃でDNAが「複製」されるという過程を示す証拠である。我々は、95℃でDNAが解離するかどうか分からない。我々は、プライマーが結合するかどうか分からない。我々は、ポリメラーゼがdNTPをDNA鎖に結合させるかどうか分からない。説明通り、どの工程も実際に起きていることを示す証拠は、まったく存在しない。
  • 最後に挙げたいのは、DNAの分離〔isolation〕やPCRの手順で使用される化学薬品の量が、想像を絶するほど多いことだ。特に、以下のことを考慮すれば猶更である。つまり、プライマーやdNTPも化学物質である。そして、これらの物質は、化学物質を用いて人工的に設計されているということである。我々が対象としている(死んだ)組織の量は、溶液の1%未満である。おそらく0.1%にも満たないだろう。幾つかの理由で、私はこう信じている。単純に顕微鏡で組織を観察するだけで、化学処理や熱を一切加えなくとも、前述の全工程よりもはるかに多くのことが分かる。

第3節 リアルタイムRT-PCR

3.1 PCRがSARS-CoV-2の診断にどのように使われるか

PCRの改良版に、リアルタイム逆転写PCR〔Real time Reverse-Transcription PCR〕(リアルタイムRT-PCR〔Real time RT-PCR〕)がある。このリアルタイムRT-PCRは、SARS-CoV-2の検出に用いられる。このウイルス検出法は、もともとビクター・M・コーマン〔Victor M Corman〕、クリスチャン・ドロステン〔Christian Drosten〕らが開発した。そして、いくつかの追加の材料、装置、工程から構成されている。

リアルタイムRT-PCRに追加された工程は、以下の通りである:

  • SARS-CoV-2は、RNAウイルス〔RNA virus〕(一本鎖〔single strand〕)と宣言されている。何故ならPCR技術は、DNA(二本鎖〔double strand〕)を基に開発されたからである。よってRNAは、PCRを実施する前にDNAに変換する必要がある。この工程、すなわちRNAをDNAに変換する工程(RNAの相補鎖〔complementary strand〕を合成する)は、逆転写〔Reverse-Transcription〕(RT)と呼ばれる。
  • 「リアルタイム」は、PCRシステムによって行われる。このシステムは、蛍光測定装置〔Fluorometer〕を備えている。科学者が検体にある特定の配列が存在することを特定したい場合、蛍光色素で染色されたオリゴヌクレオチド〔oligonucleotides〕〔別名プローブ〔probes〕〕を添加する。これらのプローブがDNA/RNAのテンプレートに結合すると、蛍光信号が発せられる。但し、この発光は、伸長〔elongation〕段階で起こる。この信号は、カメラによって捕捉される。そして、PCR用のソフトウェアによって記録される。SARS-CoV-2の検出には、特異的〔specially〕に設計されたプライマーとプローブが用いられる。これらのプライマーとプローブは、SARS-CoV-2ゲノムの短い配列に基づいている。このウイルスのゲノムは、GenBankやGISAIDで共有されている。

3.2 リアルタイムRT-PCRの材料と装置

  • 分離〔Isolated〕したRNA
  • 緩衝液と化学物質(通常のPCRと同じ):
    Tris-HCI、KCl、MgCl
  • 逆転写酵素〔Reverse transcriptase〕(別名:RNA依存性DNAポリメラーゼ〔RNA-directed DNA polymerase〕):
    RNAをDNAに変換する酵素である。この酵素は、RNAの相補鎖〔complementary strand〕(cDNA)を合成する.
  • ランダムヘキサマープライマー〔Random Hexamer Primer〕:
    これらのプライマーはcDNA合成に使用される。
  • リアルタイムPCRシステム:
    このシステムは、サーマルサイクラー〔Thermal cycler〕、蛍光測定器〔Fluorometer〕、専用ソフトウェアを組み合わせたシステムである。リアルタイムPCRシステムは、DNAを複製する。それだけではなく、蛍光染色されたプローブ〔fluorescence dyed probes〕が反応した場合、放出される蛍光信号を記録する。

3.3 RNAの分離

通常のPCRが、DNAを分離する必要があるように、RT-PCRを行う前にもRNAを分離する必要がある。Sars-Cov-2のRNA分離の手順は、DNA分離と非常に似ている。採取した喀痰〔sputum〕の付いた綿棒〔swab〕を試薬溶液〔reagent solution〕に入れる。RNAは、以下のように抽出〔extracted〕される:

  • 細胞溶解〔Cell Lysis〕:
    溶解バッファー〔Lysis buffer〕、例えばトリゾール試薬〔trizol reagent〕とクロロホルム〔chloroform〕をRNAを含む溶液と混合する。混合液〔mixture〕を振盪またはボルテックス処理した後、遠心分離する。溶液の上層(水相〔aqueous layer〕)にRNAが含まれる。この上層を、新しい試験管に移す。
  • 沈殿〔Precipitation〕:
    合成アルコール〔Synthetic alcohol〕(エタノール〔ethanol〕、イソプロパノール〔isopropanol〕またはイソプロピルアルコール〔isopropyl alcohol〕)RNA溶液にを加える。そして、混合物を遠心分離する。上清〔supernatant〕(溶液の液体部分)は廃棄する。RNAは沈殿物〔pellet〕に含まれる。この工程を1~2回繰り返す。
  • 再懸濁〔Resuspension〕/溶出〔Elusion〕:
    得られたRNAを水、合成アルコール、あるいは緩衝液〔buffer〕に再懸濁する。

3.4 リアルタイムRT-PCRの工程

  • 分離したRNA〔isolated RNA〕を、逆転写酵素〔Reverse transcriptase enzyme〕(RT)と人工ヌクレオチドと混合する。この酵素は、DNAの相補鎖〔cDNA〕を合成する。この相補鎖は、RNA鎖と対になる。
  • 変性工程〔Denaturation step〕は、通常のPCRと同様である。この工程では、混合物を95℃まで加熱する。

  • アニーリング工程では、プライマーとSARS-CoV-2用プローブがDNAの一本鎖〔single strands of DNA〕(ssDNA)に結合する。ただし、SARS-CoV-2用プライマーとプローブは、RNA/cDNAに特定の短い配列が含まれている場合にのみ結合する。
  • 伸長工程〔Extension stage〕では、ポリメラーゼが新しい鎖を合成する。この時、ポリメラーゼが結合したプローブに到達すると、プローブは蛍光信号〔fluorescence signal〕(光)を発する。この信号は、カメラで捉えられる。そして、ソフトウェアによって記録される。

  • ソフトウェアは、プローブが発する信号を記録する。そして、サイクルが繰り返される毎にその信号が増加していく様子を記録する。

3.5 リアルタイムRT-PCRの批判的検証

PCR検査で指摘した批判的論点は、全てリアルタイムRT-PCRにも当てはまる。しかしリアルタイムRT-PCRには、さらにいくつかの問題点がある:

  • DNAの電子顕微鏡写真は、わずかであるが存在する(不明な出所のねじれた鎖に過ぎない)。一方、RNAの存在、その形態、分子構造、機能に関する写真や証拠は皆無である。
  • 試薬溶液が、RNAを含む検体〔sample〕を採取する際に使用される。この試薬溶液、例えばアジ化ナトリウム〔odium azide〕は、非常に毒性の強い化学物質である。
  • なぜ逆転写酵素が使われるのか?Taqポリメラーゼが使われないのか?なぜRNAの相補鎖を合成するのに後者を使わないのか?この二つの酵素の正確な違いは何なのか?
  • RT-PCRはRNAに用いられる。RT-PCRでは、DNA(cDNA)へ「逆転写〔reverse transcribed〕」される。この現象は、逆転写酵素〔reverse transcriptase enzyme〕を用いて起こる。この現象は、次の理論に基づいている。DNAがRNAへ転写される。そして、RNAが蛋白質へ翻訳されるという学説である。この理論に対する確かな証拠は存在しない。つまり、逆転写に関するプロセスが実際に細胞内で起こっていることを示す証拠、もしくは人工的に起こっていることを示す証拠はない。基本的にはこうである。DNAは、顕微鏡を用いてめったに観察されない。そして、この繊細なDNAが、何らかの方法で(酵素〔enzyme〕の助けを借りて)一本鎖のDNA(RNA)を生成する。更に、この一本鎖が「リボソーム」に対して「指示〔instructions〕」を与える。その指示は、蛋白質を合成する方法に関するものである。こうした説明に関する証拠は存在しない。
  • 何らかの理由で、SARS-CoV-2のリアルタイムRT-PCR検査を実施する検査機関は、実施したサイクル数を公表していない。我々が知り得るのは、陽性か陰性の結果である。それに加えて、プライマーとプローブの情報である。これらは、ウイルスの有無を検出するために使用されたものである。サイクル数は重要である。何故なら、サイクル数が高いほど、陽性または判定不能〔inconclusive〕の結果が出る可能性が高くなるからである。私には、そのような命に関する情報が、なぜ開示されないのか理解できない。この情報は、結果に影響する情報である。特に、我々はこの検査に費用を負担しているのである(直接、あるいは税金を通じて)。我々には知る権利があるのではないか?この検査がどのように実施されているか、あらゆる側面についての情報が提供されるべきではなかろうか?
  • SARS-CoV-2 RT-PCR検査は、ビクター・M・コーマン〔Victor M Corman〕、クリスチャン・ドロステン〔Christian Drosten〕らが開発した。この検査は、SARS-CoV-2 RT-PCR検査には数多くの問題がある。主な問題は以下の通りである:
    • プライマーとプローブは、次の配列に基づいて設計された。それは、「2020年1月1日時点でGenBankに登録されていたSARS関連ウイルスの配列」である。これは当時、SARS-CoV-2のゲノム配列が公式に公開されていなかったためである。基本的にRT-PCRは、コンピューターで生成されたゲノムに基づいて設計されている。
    • 研究論文が、2020年1月21日に提出された。そして、24時間以内に査読を経て掲載された(前例のない速さだ); 査読内容は一般に公開されていない。
    • ドロステン〔Drosten〕はたまたま、彼らの論文が掲載された雑誌(ユーロサーベイランス〔eurosurveillance〕)の編集者である。

    • TIB Molbiol社は、ドイツのバイオテクノロジー企業である。この企業は、Corman-Drostenプロトコルに基づいてSars-Cov-2 RT-PCRキットを開発した。そして、2020年1月10日という早い時期から、このキットの出荷を開始した。これはWHOによるウイルスの公式発表の前のことである。そしてウイルスの塩基配列の公式公開よりも前のことである。
    • さらに、複数のゲノム配列を中国の科学者らが、公開している。その配列は、1月10日から11日にかけてGISAID、GENBANK、Virological.orgに公開された。これらのゲノムがどのように生成されたかは、ほとんど知られていない。つまり抽出方法や配列決定に使用した材料〔sequencing material〕及び装置といった情報は不明である。
    • RT-PCR研究論文の執筆者2名は、TIB Molbiol社の創設者であるオルファート・ランドト〔Olfert Landt〕と、同社科学顧問のマルコ・カイザー〔Marco Kaiser〕である。
    • RT-PCRの化学薬品と手順の量は、ほぼ倍になる。つまり、PCRの倍である。それゆえ、次のように疑問に思う者もいる。最終的に一体何が試験管の中に入っているのか。熱々の化学薬品のスープに浮かぶ体液の微小な断片以外に。

第4節 最終的な所見と結論

DNAの抽出や機能と同様に、私は以下のことに確信できない。すなわち、彼らが主張していることが、PCRの過程で実際に起こっているのかどうかについてである。顕微鏡による観察は行われていない。対照実験も実施されていない。疑わしい装置や化学薬品が使われている。そして膨大な工程と加熱が伴う。

私が個人的に見ているのは、正当化も証明もされていない主張である。つまり、少量の死んだ物質や劣化した物質(栄養源から抽出されたものは全て死んでいるか分解過程〔process of decomposition〕にある)を、多くの酸性化化学物質と企業秘密の「成分」と混ぜ合わせ、相当な時間加熱すれば、「DNA」の複製が大量に生成されるという主張だ。

いったいどうやってバクテリア酵素が行うというのか?この酵素は、温泉から分離されたものだ。その酵素が、どうやって物質を合成するというのだろうか?バクテリアは、物質を消化〔digest〕し、発酵〔ferment〕させ、分解〔decompose〕する。バクテリアは、自然界のリサイクル担当者である。このバクテリア酵素(Taqあるいは大腸菌ポリメラーゼ〔E.coli polymerase〕)は、大量の化学薬品と熱を使って分離〔isolated〕されたものだ。いったいどうやって、このバクテリア酵素は、バクテリア無しで機能するのか?バクテリアが、それを生産するはずである。そして、いったいどうやって、この酵素は、合成ヌクレオチドを、合成二本鎖DNA〔synthetic sdDNA〕に結合させたのか?

現実は実に単純である。常識を働かせれば分かることだ。大量の化学薬品と熱と遠心分離を用いても、得られるものは、有毒なスープ〔toxic soup〕に過ぎない。そのスープには、0.0000001%の死んだ物質が含まれているだけだ(PCRが何かを増幅すると信じるなら、たった1つのDNAから30サイクルで1,073,741,824コピーを生成しうる)。PCRやリアルタイムRT-PCRの手順を何かに例えるとしよう。これらは、電子レンジやオーブンで食事を温める行為に似ている。少量の肉に大量の化学物質と合成物質を加えている状況を想像してもらいたい。この合成物質は、合成肉に変化すると宣伝されている。その仕組みは、オーブンで30分加熱するというものだ。このプロセスで、より多くの肉(?)が生み出されるだろうか?この肉が、食べられるようになるだろうか?そうではなく、結果として得られるのは、非常に毒性が強く、食べられない混合物だ。この混合物は、オーブンや環境にとっても有害な可能性すらある。

別の例えを挙げる。レゴの部品を化学薬品のカクテルに混ぜる。その混合物をオーブンに入れる。そして、95℃で1時間加熱した後に、そのレゴが完成品になっていると期待する、というものだ。レゴは、分解したり溶けたりするのではないか? すなわち、PCRの温度で加熱されたものは、すべて分解してしまうのではないか?

現実には、高温下では、何も新しいものは形成されない。沸騰中や加熱中などにおいても、同様である。物質は、単に酸性化〔acidified〕される。そして、成分は分解〔degraded〕されるだけだ。彼らの主張は、DNAポリメラーゼが何かを合成するというものだ。この主張で生成されるものは、実は加熱処理中の成分の酸性化と分解から生成される副産物〔byproduct〕かもしれない。

私には、こう感じる。PCRの詳細や歴史について深く掘り下げる必要はないと。PCRに関する論文を読み、基本的な論理を使って、それを理解しようとするとしよう。そうすれば誰でも、全く証明がされていないことを理解するだろう。すなわち、DNAポリメラーゼが何かに結合したり、何かを合成したりするという証拠がないのである。なぜなら、使用された化学薬品、抽出方法、導き出された結論は、全て化学処理前後の液体の量、加熱、遠心分離に基づいているからだ。繰り返すが、顕微鏡は全く使われていない。

全ての生化学製品と最新のバイオテクノロジー機器を取り除いた場合を考える。この時、分子生物学者は、実験を続けられるだろうか?以下のことは、明らかである。すなわち、分子生物学者がバイオテクノロジー企業に大きく依存している、ということである。分子生物学者は、自力で材料や株を準備することができない。また、製品の正確性や機器の効率性を検証することもできない。これらの事実から、私は疑問を抱かざるを得ない。それは、力と支配力についてである。すなわち、バイオテクノロジー企業が獲得した力と支配力が、過去数十年の間に科学の分野でどれほど強大になったのか、という問いである。

DNA抽出と同様に、PCRでは、加熱した化学物質のカクテル以上のものは得られない。そのカクテルは、相当な時間加熱されている。

我々は、疑問を持たないことを求められる。科学や分子生物学の発見やプロセスに対してである。これらの発見やプロセスは、「確立された〔established〕」ものである。そして、ノーベル賞受賞の成果である。よって、ただ信頼すればよい。提供されるアニメーションや動画が説明することを信じるのである。試験管内で起きている現象の説明をただ信じればよい。信じる者達は、それを科学と呼ぶ;私は、個人的には、それをカルトと呼びたい。このカルトは、大量の不要な専門用語と手順を生み出した。その結果、彼らが称する「科学」を一般人には理解不能なものにした。こうすることで、人々を科学者に「信頼し従う〔trust and follow〕」ことをより容易にしたのだ。もし人が専門用語の障壁を取り除き、材料と手順をありのままに見れば、誰もが気付くだろう。生化学や分子生物学が、何ものでもないことに。つまり、化学反応と熱から生じる副産物の測定に過ぎないということだ。それらの副産物は、生命について、特に健康について、ほとんど何も説明しない。

誰かがこう尋ねるかもしれない。何が、SARS-CoV-2のRT-PCR検査を「陽性」にするのか?と。 残念ながら、私にも分からない。 私が知っているのは、こうである。COVID-19(SARS-CoV-2ウイルスに関連するとされる病気)には、何一つ新しい症状や、特異〔unusual〕な症状は含まれていない、 ということである。これらの症状は、新たな病気として分類されるようなものではない。COVID-19には、ほぼ全ての一般的な疾患〔dis-eases〕の既知の症状が含まれている;通常の風邪〔common cold〕やインフルエンザの症状から肺炎〔pneumonia〕や胃腸炎〔gastroenteritis〕に至るまで、最近では血栓症〔blood clotting〕、頭痛、さらにはうつ病〔depression〕までもが、非常に長いCOVID-19の症状リストに追加されている。陽性反応が出た者は、COVID-19プロトコルに基づいて治療される。このプロトコルは、実験的な薬剤の組み合わせや人工呼吸器〔ventilator〕さえ含む。症状がある一方で、陰性判定を受けた者は、従来通りの方法で治療される。つまり、この場合は治療や薬剤が、症状に基づいて処方されるのである。さらにリアルタイムPR-PCRは、新たな概念をもたらした。それは、ウイルスの無症状キャリアという概念である。この概念では、このウイルスはほかの誰かを死に至らしめる可能性があるとされている。この概念は、興味深い。致死的なウイルスのキャリアでありながら、宿主〔host〕には何の症状も引き起こさない。しかも、伝染すればほかの誰かを殺す可能性があるというのだ。想像していただきたい。この概念が、従来のインフルエンザ〔common flu〕に適用されたらどうなるかを。普通の人がこれを信じるはずがない。そして、医学や分子科学〔medical/molecular science〕に疑問を持ち始めるかもしれない。そして、このウイルスは、いったいどのように伝染するというのだろうか? 一体どうやって証明するというのだろうか?仮に、何かが伝染したとしても、伝染したウイルスが症状を引き起こすという証拠はあるというのか? ある人には症状を引き起こす一方で、別の人には症状を引き起こさないという証拠は存在するというのか? 健康な人からも、病気の人からも、どちらからもこのウイルスが検出されるなら、恐らくこのウイルスは病気〔dis-ease〕の原因ではないのではないか? コッホの原則〔Koch’s postulates〕を、Sars-Cov-2 (?)も、どのウイルスも満たしているというのか? ウイルスの分離〔isolation〕は、不自然で不気味なプロセスである。それは、DNAやRNAの分離と同様である。ウイルスの分離にも、大量の化学物質と多くの工程が含まれている(ウイルスの分離と細胞変性効果〔cytopathic effect〕については、今後の投稿で論じる)。

私を驚かせるのは、こうだ。科学者が、合成DNAを増幅する段階に達したということだ。 研究者は、一体何を得ようというのか? 合成DNAやRNAを複製する研究から、何が得られるのか?例え、それらの配列が、何かしら人間やウイルスの(コンピューター処理で生成された)ゲノムに基づいて作られたとしても、合成配列が我々に一体何を語るというのだろうか?人間や動物、病気、細菌、ウイルス、生命全般についてどんな説明をするというのか? 想像してみて頂きたい。もし科学者や医療産業〔medical industry〕が、ある段階に到達したらどうなるかを。つまり、彼らがこうした人工的で全く非現実的な「配列」に基づいて、発見を発表し、診断テストやツール、機器を開発する段階に到達した世界を想像して欲しい。

驚くべきことに、科学者たちは合成細胞や合成有機体〔synthetic cells and organism〕を作ろうとさえしている。これらを、PCRを用いてDNA[配列]に基づいて作ろうと試みているのだ。しかし、ほとんど、いや全く成功していない。彼らは、失敗に対してこう言い訳をしている。技術的限界、特にPCRプロセスと装置の限界が理由だと。科学者の妄想は、こういった段階に到達している。現段階で、科学者は、PCRを「細胞複製法〔a method of cell replication〕」と称している。そしてこの手法を、「複製サイクル反応〔Replication cycle reaction〕(RCR)」と命名している。彼らは、「この手法は、大規模DNAを複製する能力を持つ人工細胞を構築するための基盤システムとなることが期待される」と主張している。RCRは、こう考えられている。「RCRは、大腸菌〔E. coli〕のゲノム複製システムを再構成したものである。そして、このシステムは、微生物〔microorganisms〕のゲノム複製やゲノム分裂に関するメカニズムの解明に適用できるはずである。しかしながら、いくつかの技術的な課題が残されている…」と。もし彼らが、合成生命の創造の可能性を信じているならば、彼らは、こうも信じているに違いない。つまり、我々がただの肉の塊に過ぎないと。その肉の塊は、化学反応によって生きていると。あるいは、化学反応によって機能していると。私の思考や観察、感情は、化学反応の産物だというのか?何らかの意識形態の関与はないのか?では、幽体離脱体験〔out of body experience〕や臨死体験〔near the death experiences〕の諸説はどうなるのか?幻想か?我々が物理的身体以上の存在だという感覚は妄想だというのか?

この時点で、「確立された」科学が、日常生活に影響を与えている。特にこの2年間はそうだった。「自分で考えろ〔think for yourself〕」が、我々が持つ最も重要で最良の手段だ。Covid-19対策の政府措置、主流の科学、医療、教育、健康問題に対処するために。

敬具

タム

追伸:
私を驚かせたのは、こうだ。使用される化学物質の量だけでなく、使い捨てプラスチックの量も膨大だった。例えば、検体試験管〔sample tubes〕、ピペットチップ〔pipet tips〕、手袋〔gloves〕、合成アルコール〔synthetic alcohol〕などだ。かなり汚染の激しい科学のように見える。それは、化学物質とプラスチックのレベルで、そう見える。

さらなる情報

I.1 DNA増幅に関する研究論文:

  • 1967, Enzymatic Synthesis of DNA, XXIV. Synthesis of Infectious Phage φ X174 DNA
  • 1971, Studies on polynucleotides. XCVI. Repair replications of short synthetic DNA’s as catalyzed by DNA polymerases DOI: 10.1016/0022-2836(71)90469-4
  • 1976 Deoxyribonucleic acid polymerase from the extreme thermophile Thermus aquaticus PMC232952

I.2 キャリー・マリスらによるPCR法の確立に関する研究論文:

  • 1982, Winkler ME, Mullis K, Barnett J, Stroynowski I, Yanofsky C. Transcription termination at the tryptophan operon attenuator is decreased in vitro by an oligomer complementary to a segment of the leader transcript https://www.pnas.org/content/79/7/2181
  • 1985, Saiki RK, Scharf S, Faloona F, Mullis KB, Horn GT, Erlich HA, Arnheim N. Enzymatic amplification of beta-globin genomic sequences and restriction site analysis for diagnosis of sickle cell anemia. Science (New York, N.Y.). 230: 1350-4. PMID 2999980 DOI: 10.1126/Science.2999980
  • 1986, Mullis K, Faloona F, Scharf S, Saiki R, Horn G, Erlich H. Specific enzymatic amplification of DNA in vitro: the polymerase chain reaction. Cold Spring Harbor Symposia On Quantitative Biology. 51: 263-73. PMID 3472723 DOI: 10.1101/Sqb.1986.051.01.032
  • 1986, Saiki RK, Bugawan TL, Horn GT, Mullis KB, Erlich HA. Analysis of enzymatically amplified beta-globin and HLA-DQ alpha DNA with allele-specific oligonucleotide probes. Nature. 324: 163-6. PMID 3785382 DOI: 10.1038/324163A0
  • 1987, Mullis KB, Faloona FA. [21] Specific synthesis of DNA in vitro via a polymerase-catalyzed chain reaction Methods in Enzymology. 155: 335-350. DOI: 10.1016/0076-6879(87)55023-6

I.3 記事

  • The History of PCR
  • Performance evaluation of thermal cyclers for PCR in a rapid cycling condition
  • PCR – A critical examination
  • PCR Cycling Parameters–Six Key Considerations for Success
  • What is PCR? – The Beginner’s Guide
  • CORMAN-DROSTEN REVIEW REPORT BY AN INTERNATIONAL CONSORTIUM OF SCIENTISTS IN LIFE SCIENCES (ICSLS)
  • The many scandals of the PCR test: Part 1
  • The many scandals of the PCR test: Part 2

I.4 動画

  • What is PCR? Polymerase Chain Reaction | miniPCR bio™
  • Coronavirus Test: Real time RT-PCR – Animation video
  • RT-PCR for diagnosing COVID-19 (former 2019-nCoV)