off Guardian

COVID19 - 世界的詐欺の証拠


原 題:「COVID19 – Evidence Of Global Fraud」(HTML)

著 者:Iain Davis

掲載年:2020/11/17

掲載誌:off Guardian


COVID19とその後の政府の対応は、詐欺を働く国際的な陰謀の一部であるように見える。SARS-CoV-2というウイルスがCOVID 19という病気を引き起こすという証拠は何一つないように思われる。

自分の直感にしたがうことも時には必要だ。私は遺伝学の専門家ではないのだが、これまで同様、間違いを指摘されることを覚悟している。しかし、私はスペインの医学雑誌『D-Salud-Discovery』が発表したいくつかの研究に注目した。彼らのアドバイザリーボードには優秀な医師や科学者が名を連ねており、彼らの研究にさらなる信頼性を与えている。彼らの主張は驚くべきものだ。

SARS-CoV-2を同定するためのRT-PCR検査に使用される遺伝子プライマーとプローブは、特定の何かを対象にしているわけではない。私はこの報告書の英訳版で概説されている検索技術に従い、世界保健機関(WHO)のプロトコールに記載されている塩基配列についての彼らの主張の正確さを裏付けることができた。読者の皆さんも同様の手順で検証することが可能である。

D-Salud-Discovery誌は、こう述べている。SARS-CoV-2を特定できる検査は存在しないと。そのため、COVID 19が集団の健康に及ぼすとされる影響に関するあらゆる主張は根拠がない。

公式のCOVID 19シナリオ〔narrative〕の全ては欺瞞である。表向きには、どの部分にも科学的根拠は存在しない。

もしこれらの主張が事実であれば、我々はこう述べることができる。パンデミック(世界的大流行)を示す証拠は何もなく、ただ錯覚しているに過ぎないと。我々は、明らかな理由もなく、計り知れない損失を被った。理由があるとすれば、自分の目的に合うように世界経済と我々の社会を変えたいと願う悪徳な暴君の野望以外にない。

そうすることで、この 「寄生虫階級 」は、潜在的に数え切れないほどの犯罪を犯している。これらの犯罪は調査され、法廷で訴追されうるし、されるべきである。

正確には何を同定〔Identification〕するのか?

世界保健機関(WHO)は、COVID-19(COronaVIrus Disease 2019)を分類した。彼らは、2019年3月11日にCOVID-19のパンデミック(世界的大流行)を宣言した。

WHOの実験室検査ガイダンスには、こう書かれている:

 
 「武漢で集団発生した肺炎の病因となる病原体[病気の原因]は、新型のベータコロナウイルス(SARS-CoVやMERS-CoVと同じ仲間)であると同定された。このウイルスは、培養したウイルスまたは複数の肺炎患者から直接採取した検体から次世代シークエンシング(NGS)によって発見された。」
 

WHOの主張は、SARS-CoV-2ウイルスがCOVID-19という病気引き起こすというものである。また、彼らは、このウイルスは武漢の研究者によって明確に同定されていると主張している。

WHOの『新型コロナウイルス2019-nCov状況報告1』では、次のように書かれている:

 

 中国当局は、新しいタイプのコロナウイルスを特定した。彼らは、このウイルスを2020年1月7日に分離した。

(中略)

2020年1月12日、中国は、新型コロナウイルスの遺伝子配列を共有した。それは、特定の診断キットを開発するために各国が使用できるようにするためである。」

 

WHOのこの2つの声明は、次のことを示唆している。SARS-CoV-2ウイルスが単離(研究のために精製されたことを意味する)された。そして、遺伝子配列が単離されたサンプルから同定された。このことから、診断キットが開発され、世界中の町、都市、地域社会でウイルスを検査するために世界的に配布された。WHOと中国の研究者によれば、これらの検査は、ウイルスを発見する。そのウイルスは、COVID19の原因となるものである。

しかし、WHOはこうも述べている:

 
 塩基配列情報から直接的に作業することで、研究チームは研究所で使用される一連の遺伝子増幅(PCR)アッセイを開発した。」
 

武漢の科学者たちは、「塩基配列情報」から遺伝子増幅アッセイを開発したのである。何故なら、SARS-CoV-2ウイルスと呼ばれるウイルスのサンプルで、分離・精製されたものがなかったからである。彼らはまた、新たに発見されたビリオン(ウイルスRNAを含むとがった蛋白質のボール)の電子顕微鏡画像も示した。

しかし、このような蛋白質構造は特異なものではない。それらは、他の丸い小胞と同じように見える。例えば、エンドサイトーシス小胞〔endocytic vesicles〕やエクソソーム〔exosomes〕などである。

ウイルス学者は、こう主張する。ウイルスを 「単離」することは不可能である。なぜならウイルスは宿主細胞の中でしか複製しないからである。さらにこう付け加える。コッホの原則は適用されない。何故なら、原則は細菌(細菌は生物〔living organisms〕である)に関するものだからである。その代わりに、ウイルス学者はウイルスによる細胞変性効果〔cytopathogenic effects〕(CPE)を観察する。この効果は、細胞の突然変異と分解を引き起こす。ただし、その効果は、培養細胞中で観察される。

中国の研究者が初めてSARS-CoV-2の全ゲノム配列を決定した際、彼らはVero E6細胞とHuh7細胞でCPEを観察した。Vero E6は不死化されたサル細胞株であり、Huh7は不死化された癌(腫瘍形成〔tumorigenic〕)細胞である。つまり、それらは長年にわたり、in vitro(ペトリ皿培養)で維持されてきたという意味である。

SARS-CoV-2に関する公式見解の中心にあるのは、それが動物由来感染症ウイルスであるという考え方である。つまり、動物からヒトへの種の壁を越えることのできるウイルスなのでは、というものである。 米国CDCの科学者たちがこの新型ウイルスを様々な細胞に「感染」させたところ、次のような結果を得た:

 

「我々は、種々の一般的な霊長類およびヒトの細胞株を用いて、SARS-CoV-2の感染能と複製能を調べた。 それらの細胞株には、ヒトのアデノ癌細胞〔human adenocarcinoma cells〕(A549)[肺細胞]、ヒト肝臓細胞〔human liver cells〕(HUH7.0)、ヒト胚性腎臓細胞〔human embryonic kidney cells〕(HEK-293T)、さらにVero E6とVero CCL81[サル細胞]が含まれる。

(中略)

細胞変性性効果は、Vero細胞[サル細胞]を除いて、いずれの細胞株でも観察されなかった。

(中略)

HUH7.0と293T細胞は、わずかなウイルス複製しか示さなかった。また、A549細胞[ヒト肺組織細胞]は、SARS-CoV-2による感染に不適合であった。」

 

CDCは、ヒト細胞でCPEを観察していない。彼らは、このウイルスとされるものがヒトに病気を引き起こしたという証拠を何一つ見ていない。また、このヒトウイルスと想定されるものは、ヒト細胞内でなんらかの際立った複製を示すこともなく、ヒトからヒトへの感染が不可能であることを示唆している。

この問題に注目した、ポーランドの科学者チームは、この配列決定された 「ウイルス 」をヒト上皮(気道)細胞〔human epithethelium (airway) cells〕に導入した。彼らはこれらのHAE培養で5日間その効果を観察した。彼らはCDCの科学者たちよりもはるかに大きな複製を観察したが、最終的には次のように述べている:

 

我々は、HAE培養の基底細胞側からウイルスが放出されるのを全く観察していない。

 

つまり、彼らは想定していたウイルス粒子〔virions〕が細胞壁膜を破っている証拠を見なかったということである。繰り返すが、このウイルスと呼ばれるものはヒトには感染しないことを示唆しているのである。

明らかになっていないのである。SARS-CoV-2が、ヒトコロナウイルスであることが。病気を引き起こす可能性のあるウイルスなのかが。物理的に存在しないかもしれない。遺伝子配列の予測に基づく概念に過ぎないのではないか?

発見の大航海

武漢疾病予防管理センター〔Wuhan Center for Disease Control and Prevention〕と上海公衆衛生臨床センター〔Shanghai Public Health Clinical Centre〕は、1番目のSARS-CoV-2の全ゲノム(MN908947.1)を発表した。このゲノムは、何度も更新されている。しかし、MN908947.1は1番目の遺伝子配列である。この配列は、COVID 19と主張されている病原体〔etiologic agent〕(SARS-CoV-2)を示している。

その後のすべての主張、検査、治療、統計、ワクチン開発、およびこれらの結果として生じる政策は、この塩基配列に基づいている。もしこの新型ウイルスの検査が、ヒトに病気を引き起こす可能性のあるものを同定しないのであれば、COVID 19のシナリオはすべて見せかけにすぎないことになる。

武漢の研究者らは、こう述べている。彼らは、SARS-CoV-2の遺伝子配列を効果的に1つに繋ぎ合わせた。繋ぎ合わせるのに、検体〔samples〕から発見された断片を、他の断片と一致させた。その他の断片とは、以前に発見されている、遺伝子配列である。その断片〔material〕を組み合わせた〔gathered〕結果、彼らはSARSコロナウイルス(SARS-Cov)と87.1%一致することを発見した。彼らはde novoアセンブリーと標的PCR〔targeted PCR〕を用いた。その結果、彼らは29,891塩基対を発見し、これがSARS-CoVと79.6%の塩基配列の一致を示した。

彼らは、de novoアセンブリーを使用しなければならなかった。なぜなら、彼らにはこれらの断片の正しい配列や順序に関する先験的な知識がなかったからである。簡単に言えば、中国の研究者が1月7日にウイルスを分離したというWHOの発表は誤りである。

武漢の研究チームは、40サイクル〔rounds〕のRT-qPCR増幅を行った。これは、cDNA(標本のRNA断片〔sampled RNA fragments〕から作られる相補的DNA)の断片を、公表されているSARSコロナウイルスゲノム(SARS-CoV)と一致させるための作業である。残念ながら、そもそも元になっているSARS-CoVゲノムの正確さも明らかではない。

 

2003年、香港の研究チームが重症急性呼吸器症候群(SARS)患者50人を調査した。彼らは、そのうちの2人の患者から検体〔samples〕を採取し、サル胎児の肝細胞で培養を行った〔developed〕。

彼らは、発見した遺伝物質のクローンを30個作成した。他の既知のウイルスの証拠は見つからなかったが、これらのクローン化された標本〔samples〕のうちのたった一つから、彼らは 「起源不明 」の遺伝子配列を発見した。

これらの未知のRNA配列を調べたところ、彼らは牛コロナウイルス〔bovine coronavirus〕とネズミ肝炎ウイルス〔murine hepatitis virus〕に57%一致することを発見した。このことから、彼らは、このウイルスがコロナウイルス科〔family Coronaviridae〕であるとを推定した。これらの配列が新たに発見されたSARS-CoVであることを示唆していると考え(新発見は科学者にとって珍味佳肴〔ambrosia〕である)、彼らはこの新型ウイルスを検査するためのRT-PCRプライマーを設計した。研究者たちは次のように述べている:

 

新型ウイルスを検出するためのプライマーを、臨床検体〔clinical samples〕中に含まれるこのヒト肺炎関連コロナウイルスゲノムをRT-PCRで検出するために設計した。50人のSARS患者から得られた中で有効な44件の鼻咽頭検体〔samples〕のうち、22件がヒト肺炎関連コロナウイルスRNAの証拠を有していた。

 

検査された患者の半数は、全員同じ症状であったが、この新型ウイルスと推測されるものに対して陽性であった。なぜ、残りの半分がこの新型SARS-CoVウイルスに陰性だったのかは、誰にもわからない。この疑問が問われることはなかった。

この想定上のウイルスは、既知のコロナウイルスと想定されるものとの間で、わずか57%の配列一致率しか示さなかった。残りの43%は、ただ「そこにある」だけだった。配列データが作成され、新しいゲノムとしてGenBankに記録された。アクセッション番号はAY274119であった。

その後、武漢の研究者は、AY274119と79.6%一致する配列を発見した。そのため、彼らはそれをSARS-CoVの新型株(2019-nCoV、後にSARS-CoV-2と改名)と呼んだ。誰一人として、このプロセスにおけるどの段階においても、ウイルスの単離サンプルや精製サンプルを調製した者はいない。彼らが持っていたのは、割合配列〔percentage sequence〕である。この配列は、他の割合配列〔other percentage sequence matches〕とある割合で一致している。