令和4年6月20日 感染研発第415号 不開示
請求内容
- 感染研の分離培養法においえFCS濃度を1~2%に下げる理由が書かれた一切の文書。
- 分離培養において検体を接種せずにFCS濃度を1~2%にした状態で細胞変性効果が起こらないことを証明する一切の文書。
開示請求日
令和4年5月23日
請求番号
開第14号
開示請求のあった行政文書の名称等
「SARS-CoV-2 遺伝子検出・ウイルス分離マニュアル Ver.1.1 」において次のような趣旨の内容が記載されています。
P15
3.細胞の継代
において培地をDMEM+10%FCSでベロ細胞を培養しています。
P16
4.2 ウイルスの分離方法
4)で、培地をDMEM+1~2%FCSに変更しています。
このことから、分離マニュアルの方法で細胞変性効果が起こる原因が、ウイルスの感染とは限らず、FCS濃度を下げたことによる「栄養分の欠乏」の可能性があることから次の文書の開示請求をします。
①FCS濃度を1~2%に下げる理由が書かれた一切の文書。
②分離培養において検体を接種せずFCS濃度を1~2%にした状態で細胞変性効果が起こらないことを証明する一切の文書。
通知日
令和4年6月20日
文書番号
感染研発第415号
病原ウイルスの存在を証明する分離培養試験の対照実験に関する文書開示請求である。
検体接種時にFCS濃度を下げる操作が細胞変性効果の原因ではないことを示す文書が存在しないことで、感染研が対照実験を行っていないと断定することは難しいが、行っていない可能性が極めて高いことが分かる。
何故なら、彼らは何故FCS濃度を下げるのか質問しても全く回答しないからである。